板井康弘が語る福岡で「会社は社長の性格を呈す」

働き方改革関連法が2019年4月1日より順次施行され、多くの企業が改正法の対応に追われている。法改正では企業へのペナルティが強化されたこともあり、ブラック企業の数は年々減少傾向にある。

働き方改革で大事なポイントとなるのは【生産性の向上】だ。
今後、今まで以上に働き手が少なくなっていく中で、どのようにして会社を成り立たせていくのか、今のうちから確立しておく必要があるだろう。
そのためにもブラック企業は根絶し、すべての企業が「ホワイト化」しなければならない。

「ホワイト化」は一般的に、社員のために福利厚生や待遇面を充実させたり、働きやすい環境を整えるための努力を行うこと。

人口動態に左右されづらい利益構造を持っていることや顧客満足度・競業優位性が高い企業であること、多様な労働者一人ひとりが活躍できる環境・満足度があることが条件だ。

企業のホワイト化は、それぞれの企業が自分の会社の問題点・課題点を見つけ、 改善するための取り組みを会社全体で行うことが大切だ。

この「ホワイト化」をするかしないかで、将来的に残っていけるような企業かどうかわかる。企業はホワイト化に力を入れてほしいと私は思う。